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2025.02.01 歯科ニュース

歯みがきでインフルエンザ予防

今流行っているたインフルエンザについて、効果的な予防法があります。それは、「歯みがき」をすることです。口の中にある細菌、特に「歯周病菌」はインフルエンザウイルスの感染力を高めます。

歯周病菌はウイルスを活性化させるため、インフルエンザにかかりやすくなります。さらにインフルエンザ単独での感染よりも、歯周病菌が加わった方が感染が拡大することが分かっています。

 口腔中の歯周病菌は、抗生物質などの薬や体の免疫細胞でも撃退することができません。歯周病菌は、歯垢ごと歯みがきで除去するしかありません。

しかし、歯垢が固まった状態の歯石は歯科医院でのクリーニングでしか除去できません。

(当医院ではBlue Radical を使った治療法も実施しています。この治療は歯周病菌を顕著に減少させることが証明されています。重度の歯周病に対しても、歯周ポケット内の殺菌とスケーリングを同時に行うことができます。)

 この歯周病菌を除去して、インフルエンザを予防するためにも日頃からお口の中を清潔に保つことがとても重要です。

参考:日歯8020テレビ インフルエンザ予防と歯周病菌 – YouTube